究極の選択

日本、いや世界中のマツバラーのみなさん！お待たせ致しました！

貴方の心をくすぐる愛のいたずらフェアリー松原の通院日である金曜日が昨日やって来ましたよ！

 

 

しかも今回はガンの進行を検査する大イベントCTスキャンの日。

 

盆？正月？クリスマス？誕生日？いや、CTスキャン！

と言うぐらいみんな楽しみに待ち望んでいるCTスキャン。果たして松原のガンは一体どうなっているのか！？

 

その結果は、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また来週ヾ(・ω・ )

 

 

 

エ━━━━(# ﾟДﾟ)━━━━!!…

 

 

 

うそです。言いたかっただけです。すみません。もちろん週またぎなんてしません！

 

…という事で病院到着から某番組テレビカメラ密着でちょっと恥ずかしい気持ち半分のまま採血→CT撮影→高校の友人の喫茶店で朝食。

ラッキーな事に持家を賃貸に出して、大手会社の社宅契約を結ベてまとまったお金が入った番組ディレクターに朝食を奢ってもらいました！

500円のモーニングなのにドヤ顔で奢ってやった感を出すディレクターに歯を食いしばりながらお礼を言って病院へ戻り、そして待つ事、20分で診察に呼ばれる。

 

「もうCTの結果が返って来てましたよ！」
顔見知りの美人看護婦さんsay。

 

わー！ドキドキ！高校や大学の合格発表を待ってる時のあの感覚。

でも昨日も血痰が出たし、咳が増えた気がするし、バッドニュースも覚悟して診察室へ。

 

 

ノックして診察室へ入るなり、主治医のちょっと渋い顔。

 

 

嫌な予感(;´д｀)

 

 

そして主治医が覗くモニターに目をやると、

うーーーーん( ˘•ω•˘ ).｡oஇ

 

よく見ると、、、ちょっと…だけ？進行してる…んかな…？

 

 

「う〜ん。そうですね。僅かにだけど進行してますね〜。」主治医say

 

∑(￣ﾛ￣|||)

 

 

そして続けてこう補足。

「前回のCTは少し肺炎が画像に乗ってるので比べる対象としては難しいし、血液検査は前回同様で良い結果なので判断に悩ましいところですが、選択肢としてこれからどれかを選ばなければいけません。」

 

(´･_･`)？

 

 

 

その選択肢とは、

①そこまでめちゃくちゃ進行してる訳では無いので、このまま今の薬を継続。
②すぐ入院してまだ使ってない薬（ヴォトリエント）を試す。
③すぐ入院してひとつ前の薬（インライタ）に戻ってみる。

 

大きく分けるとこうなる。

そして①の中でも来週の金曜は12/29で病院が休みになるから、薬の投与を一週間飛ばすことになる。

この状況で効かなくなった可能性が高いとは言え、全く使わないと進行は早くなると考えられるのでちょっと危険。でも入院したら投与が出来るので、ここでもまた2つの選択肢。

 

①-A  今の薬を継続するが来週は休薬
①-B  今の薬を継続かつ入院して来週も投与

に分かれる。

 

①-Bからの②か③というパターンも考えられるし、組み合わせは様々！松原プチパニック！超難しい！

しかも「今日から入院する？」ってなったので流石にそれは心の準備が出来ていないし、今から京都で行なっているイベント「ポルノ超特急」に行かなければいけないので事情を話すと12/25から入院を検討する事になる。しかもそうなると年末年始は病院となる、、、、、

 

 

 

それだけはイヤ―(llﾟДﾟ;乂)―ｧｧｧ!!!
病院でハッピーニューイヤーはイヤー!!!

 

 

なので、選択肢追加。

④年末年始は家で過ごしたいのでこのまま知らなかった事にしてホッておいて、年明けから入院して違う薬を試す。

 

と言う案も浮上する。

 

「ぶっちゃけどれが一番いいと思います？」主治医に相談してみるが、

 

「松原さんはもう4thライン(4種類の薬を試した事)まで来ているので、もうこの先のデータはありません。何のエビデンスも無い経験と勘のみで選ばないといけないんです。」

 

 

な、なんと！まさしく命がけの賭けwww

 

ぶっちゃけワクワクする。それに②のまだ使ってない薬の選択肢もまた増えたので、まだまだ未来はあると勝手に思ってるけど、どんな副作用が襲って来るか解らないので新しい薬を試すのはいつもちょっとビビる。

 

とりあえず12/25からの入院手続きをして、今日の診察は終わる。
入院するかしないか、、、悩みながら、トーリセルの点滴注射へ。

 

今日はベテラン医師！おお！これは安心！

 

、、

と思いきや、テレビ取材の事を聞いてなかったみたいで番組ディレクターとゴニョゴニョとモメだす。

注射スタンバイで腕を出したままの松原をそのまま放置でどっかに消えていく2人。カメラマンさんとアシスタントくんと松原と看護婦さんだけになり、舵を失った船の様に波に身を任せフワフワ。

しばらくしてようやく医師が帰ってきたけど、絶対なんか不機嫌やん。なんか松原が悪い事した気分になってきて、もう注射に気が回らない。医師も「注射してる所も撮るの？」とやっぱりキレ気味。なんか気まずい空気にあたふたしてたらブスッ！気がついたら刺されていた。。。

 

 

ﾊｯ∑(ﾟﾛﾟ〃)

 

 

 

流れ作業の様にサラリと注射されたけど無事一発成功！この状況でも一発で成功させるベテラン医師に拍手！さすが！！

という事で、サラっと終わった注射バトルは25戦15勝9敗1引分。

そしてもしかしたらこの注射バトルも今日で終わりになるかもしれない。次の薬は両方とも飲み薬。長きに渡った注射との戦いもこれで終止符を打つ事になる。

寂しさもある。あいつとは本当にいい戦いが出来た。むしろあいつが居たから今の松原があると言っても過言じゃない。ありがとう注射。
また会いに来るよ。その時はまた手加減なしで戦おうな。

それまで元気でな！（←いや、それこっちのセリフ！by注射）

 

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という事で、究極の選択を抱えたまま京都へ。仕込み終わりで社員たちと軽く飲んで今日から2日間はポルノ超特急。究極の決断は週明け。それまで悩みまくりま〜す。