遺言書は書いてますか?

 

昨日は朝から体調がとても良い٩( ᐛ )و

と言うことで午前中はずっと皆さんから頂いた嬉しいメールの返信をしていました!気がついたらお昼も食べずに14時!慌てて軽く食べてから、体調もいいので途中だった遺言書の追い詰め!

死んでから誰かが困るのは嫌なので想像出来うる事の全てに「こうして欲しい」と自分の意思を明らかにしておくのは当然であり、むしろ義務だと思うわけです。(・ε・)/

 

健康な人もそうでない人も書いてない人は絶対書いた方がいいですよ。だって不謹慎ですがみんなホントにいつ死ぬか解らないし、自分が死んでただでさえ悲しんでる大切な人たちにまた余計な悩みを増やさせるのは優しくないもんね。

 

松原の場合は息子くんが2人居て、母が居て、妹が居て、そして会社が3つあって、働いてくれてる人たちが沢山いて、後を誰に任せて、これはこうして、これはこうやって決めて、ほんでこれはこの人たちあげるからこうしてetc….

もちろんCOMIN’KOBEも!こうして欲しいからこうしてこうやってみて、アレだったらこれからはこうして….みたいな意思を残す訳です!

 

しっかりと考えうる事の対処と意思を司法書士さんや税理士さんとやりとりしてほぼほぼ完成間近!

 

いま、公正証書、自筆証書遺言、相続や贈与とか遺産分配の事とかめっちゃ詳しいので何でも相談乗りまっせー!

 

なんて事してると18時の夕食が運ばれてくる。今日はあっという間。病室から一歩も出てないし。

ん?一歩も?今日は金曜日。CTスキャンの日じゃなかったっけ?

運んで来た看護婦さんに問うと、

「え!今日は祝日だから検査は無いですよー」看護婦say。

 

主治医のヤツ!祝日ってこと忘れとったな…。と言う事は月曜日までCTスキャンは無いと言う事になるやんけ。トーリセルが効いてるか早く知りたいのに( ・ὢ・ )

 

とりあえず看護婦さんには「そうなんだ。僕の勘違いかな?ありがとう!」と心の中で「ブース!ブース!」と叫びなから笑顔で答えて、トーリセル賭博は週明けに持ち越しとなりました。はぁ、早く知りたい。

 

そして程なくして母がやってきて、1時間ぐらい今日出来立ての遺言書について説明。これは中々な親不孝な行為であると自覚しているがしょうがない。割り切って説明!母が松原の死後、少しでも負担を少なくさせる為にね。

 

そして母も帰って、時計の針は19時40分を指している。遂にあのミッションを決行する時が来たようだ。主治医にも騙され、週明けまでドキドキして過ごすこの気持ちを抑えるにはもうこれしかない!

 

入院2週間を超えた松原はもうこの病院のあらゆる事はすでに把握し、マスター済み。目をつぶったらさすがに歩けないけど薄目なら病院内をくまなく一周出来るほど!(←薄目なら当たり前)

 

土日祝日は看護婦さんが19時半ぐらいに検温に来てから21時に薬を持ってくるまでの時間、誰も病室に来ないエアポケットが存在する。それは神さえも見落とす時間。これに気がついた松原は、病院からバイクで3分の距離にある温泉に病院を抜け出してこっそり浸かりに行こう大作戦!題して!!       …いや、別に題する必要までもないので普通に近くの温泉に行くってだけのその大作戦を決行!!!!!!

 

ナースステーションの監視をくぐり抜け、玄関の警備員に怪しまれず、巧みなスキルとセンスで見事、抜け出し、フルに計算し、最短ルートを導き出して、久々の温泉到着。

自宅からも3分でこれる行きつけの温泉で久々に癒される!

最高!温泉好き!飲みたいぐらい好き!

15分ほど浸かり、テンション高く上がってiPhoneを見ると幼馴染の友人から松原の病室の写真がLINEで送られてきているでは無いか!

慌てて返信すると、なんと松原が病院を抜け出してすぐにサプライズでお見舞いに来ていたのだ!

「なんてタイミングの悪い友人なんだ!」と心の中だけでは無くLINEでもちゃんと本人に伝えると「いや、まさか病院抜け出して温泉行ってると思わんやんか」という末期ガン患者に対して発言してるとは思えない血の通わないごもっともで正当な返信。

とは言え、LINEのやりとりさえも時間の無駄。一刻も早く友人が待つ病室に帰らなくては病室で何をされるか解らない!

そもそも性分として人を待たせることが大嫌いな松原はこの温泉の楽しみの1つでもある無料マッサージチェアーの“15分強力指圧マッサージボタン”を押すこと無く!そう!押しそうになる気持ちを抑え!というか、そもそも20年来の友情とマッサージを天秤にかけるまでもない!癌になって支えてくれた友人たち。照れ臭いので本人たちには言えないが、そんな彼らの顔を早く見たい。早く病院に戻らなくては!

急ぐ松原は“15分強力指圧マッサージボタン”に見向きもせず、もちろん触れず!“クイック5分マッサージボタン”を押して急いで腰を下ろす!

友の為に“15分”を諦め“5分”を選ぶ。友情に生きる男・松原らしい選択だ。

 

あっという間に極楽の5分は経過して終了。咳のせいで腰を痛めている松原にとっての“クイック5分”は、“旅行したい国をGoogleストリートビューで見て紛らわしてる”ようなもの。

そして今なら解るもしれない。麻薬、タバコ、カフェインあらゆる中毒者が辞めたくても辞められないというあの衝動が。

わかっている。辞めないといけないのはわかっている。でもダメなんだ。脳じゃないだ!脳では抑えきれないんだ!

あ!そうそう。脳で思い出したけど、昨日のMRIの結果は脳転移無しでした!いえい!!

と言う事で脳転移も無かったので一安心して再度“クイック5分マッサージ”のボタンを押し、極楽の5分を堪能する。一瞬で5分が終わり、もう一回押すか悩んだがさすがに「それやったら最初から“15分強力指圧マッサージ”にしとったら良かったやん!」って悔しい気持ちになりそうなので、後ろ髪をダイソンの掃除機に吸い込まれる思いで、病院へ急いで戻ります!!

そう。松原はとにかく急がなくてはいけないのだ。お見舞いに来てくれた幼馴染たちの為に。

 

はい!結果、30分ぐらい待たせた幼馴染たちがいる松原の病室に到着!遠方から来てくれた友人の1人は途中で帰って、後から仕事終わりで1人が来てくれてトータル3人が見舞いに来てくれた!

楽しく歓談。結局、22時ぐらいまで話しは盛り上がり、名残惜しくみんなが帰った後、彼らの忘れ物を発見。

 

…絶対ワザとや。しかも絶対読んでない。なんのアピールやねん!

 

しかも、この本の中にちょいちょい挟まれてる押し花のしおりも何やねん!

ほんで何で“いちょう”と“もみじ”やねん。去年の秋から読んでるってこと?やとしたらボケが壮大すぎるわ!

 

…と、ココまで書き終えたトコロで寝落ちしてしまった模様。翌朝、熱でうなされ目が覚めたらココでblogが終わっていた。

ほぼ1日の日記を書き終えてるから後は“更新ボタン”押すだけやん。なんで、ここで寝落ちするん?

 

“更新ボタン”も“15分強力指圧マッサージボタン”も押せなかったのがとても悔しいそんな1日でした。

“遺言書は書いてますか?” への2件の返信

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